幸福ホルモンと肥満の関係
幸せを感じないと食欲が止まらない
☆マツコ・デラックスさんは幸福を感じない！？
ネプチューン×くりーむしちゅー×チュートリアルが笑かしてくれる日テレの人気番組「しゃべくり007」でマツコ・デラックスさんが言っていました。「幸せを感じない人は、幸福ホルモンを求めて食に走るらしい・・・」「私は生まれてから今まで幸せを感じたことがない・・・」。これには色々反響があるようですが、「幸福を感じない⇒食に走る」はあり得ます！！もちろん太っていても幸せな人もいますし、ストレスで痩せている方もいますが、幸福ホルモンと食の関係性はマツコさんの持論だけではありません。
☆糖尿病や生活習慣病の研究者兼臨床医も言っている
糖尿病や生活習慣病の研究をしつつ実際臨床医としても従事している下村健寿医師も、著書「オックスフォード式最高のやせ方」で幸せホルモン（ドーパミン）と食べ過ぎについて語っています。この手の本に懐疑的な方もいると思いますが、自ら研究をし、論文を読み、臨床に当たっている医師の意見を参考にしない手はないと私は思います。因みに、私と下村医師は全く接点がありません。勝手に参考にさせて頂いているだけですのでご了承下さい。
☆ダイエットとホルモンの関係
ドーパミン、セロトニン、コルチゾール、レプチン、グレリン、エストロゲン、プロゲステロン、インスリン、オキシトシンなど何だか色々難しいですが、とにかく肥満や暴飲・暴食には「ホルモン（体の様々な働きを調節する情報伝達物質）」が関係しています。そして過度なストレスや持続的なストレスがかかると、自律神経やホルモンバランスが乱れ、暴飲・暴食・不動へ繋がるのです。ですので「意志が弱いから食べ過ぎちゃう」のではありません！！
☆ホルモンと依存症
因みにドーパミンは報酬系ホルモンと言われ、「依存症」と強い関りがあります。食欲の他にタバコ・ギャンブル・酒・買い物・美容整形など、それが得られた時に「幸せ―！！」となってその行動を繰り返します。依存症からの改善はとても難しいとされていますが、根本的には「それらに頼らず幸せを感じられる状態」になる事が必要です。
☆幸せと自己肯定感
「お前はバカだ、お前は出来ない、何でお前だけ出来ないんだ、ブス、のろま、あなたには任せておけない、失敗するなよ、ダメダメ、だから言ったじゃん、私がやるから大丈夫、何もしなくていいから、何喜んでるの？、何嬉しそうにしてるの？、何笑ってるの？」こんな言葉をかけられたり、無視や過干渉などをされながら育つと、自分の事が認められず「自己肯定感」が低い状態になります。ありのままの自分を認める事が出来ず、常に誰かと比較し、比較されることを恐れ、本音を出さず、自然な感情表現をする事を恐れています。本当は相手が悪いんじゃないとわかっている場合でも、反射のように自分の意に反した怒りや嫉妬などの感情が現れて中々抜け出せません。ストレスフル（強いストレスを感じている状態）でホルモンバランスも乱れ放題です。これは幸せでしょうか？幸せを感じられない人はこのような状態に陥っている可能性があります。
対策：自己肯定感を上げる
☆自己肯定感＝ポジティブ思考ではない
「自己肯定感が高い＝ポジティブ思考」と勘違いしている方もいますが本質ではありません。自己肯定感が高いとは「そのままの自分を認められる」と言う事です。良い悪いの判断は置いておいて、「これが自分だ」と実感し受け入れられる状態です。
☆自分の承認欲求を満たす
「最大の敵は自分」なんて言葉を聞いた事があると思いますが、実は敵じゃなくて「最大の味方」ですね。しかし自分をとにかく甘やかすと言う事ではありません。自分を認められる事で、相手との争いが無くなります。自分を味方につける事で、周りの事は必要以上に気にすること無く、必要な事に没頭出来るようになります。その為には「本当の自分を知る」と言う事が重要です。他人から認められたい欲求は、実は自分で自分を認めていない事から湧き出てくる欲です。ここを丁寧に丁寧に解消していく必要があります。
☆負の連鎖を断ち切る
自己肯定感は幼少期の育ち方によって大きく左右されます。自然にそのような環境に居られれば良いですが・・・それって選べないですよね。これはもうどうしようもありません。そして多くの方がその「自己肯定感が低い生き方」を子供の世代へ（無意識に）継承します。嫌ですよね～、そんなつもり無いですよね～、ならばそろそろやめませんか？それには、先ずあなた自身が自分を認めてあげる事が必要です。「大人になってからそんなこと出来るの！？」と思うかもしれませんが出来るんです！！
☆理想論で終わらせない為に
やっぱり「いやー無理無理！！」「そんなの理想論だよ！！」と思う方も多いと思います。でも、ここまで当店のブログをご覧の方は「もしかしたら？」と思う方もいるのでは無いでしょうか？私もボディワーク（ヨガ・ピラティス・気功・呼吸法・瞑想）をしてみたり、心理系・自己啓発系の書籍を読み漁ったり、実際に心理療法を受けてみたりしましたが、その時は変わった気がしてもすぐにぶり返したりしていました。また、私と同じように中々抜け出せずにセミナー巡りをしている人も沢山見てきました。「やっぱり変われる人は一握りなんだなー。」と思っていた時に、今までと違うタイプのカウンセリング方法と出会い、自分を認められるようになってきたんです。そして今までやってきた事が伏線回収され、それぞれがすごく意味のある体験だったとも思えるようになりました。思い込むのでは無く、自然にそう思えるようになります。この経験をぜひ皆さんにもして頂き、本来の自分を見出し、自由に生きて頂きたい！！お困りの方はお問い合わせお待ちしております。
