パフォーマンスアップに繋げる心と体➁ケガと身体的ストレスの関係

    

 

「なんで痛くなるの?休めば治るんでしょ?でも練習したいの!!でも痛いの~(泣)」

 

という方は最後までご覧下さい。あなたの身体はパンクした自転車かもしれません・・・失礼な!!でも本当なんです。パンクした自転車に乗って「全然走れるんだよ、でも疲れるの。カタガタするし、だから集中力切れたら上手く走れなくなる。」って言っている感じです。集中力と体力が回復すればまた自転車に乗れますが、パンクしている事には変わりないので結局同じことの繰り返し・・・これなら、時間と費用はかかりますがパンクを直した方が良いと思いませんか?

 

また、「筋が引っかかる感じがするのは何ででしょう?ケガしてないのに。痛いけど痛みは我慢できるんです!!やり続けて大丈夫ですよね?」

 

と言う方も是非最後までご覧ください。命綱がゴリゴリと何回も岩と強く擦れて、切れそうなくらいほつれているのに、「大丈夫大丈夫!!何か変な感じするけど切れると思って無いから、そういうの我慢できるんです。問題ないですよね?」って言っている感じです・・・

 

いわゆるセンスがあって根性がある人は、「どんな状況」でも対応することが出来ます。その分「根本の歪みや故障」が見えていない、または無意識に見ないふりしている場合があります。スランプに陥った時には、メンタルのせいにしたり練習量を増やして改善しようとする傾向にあります。

 

もちろん練習は大切ですしメンタルは最重要ですが、人間本来の身体の機能にも目を向けてあげると解決策が見えてくることも。今回は「身体が強くなる基本」について簡単に説明します!! 

 

 

身体が強くなる基本


ストレスを味方に付ける


   

   

☆ストレスがかかり過ぎるとケガをする

ストレス(身体的)とは身体に物理的にかかる「負荷」です。【練習の日数】×【時間】×【強度(スピード・重さ・距離など)】×【質(身体の使い方やグランド状況など)】で負荷が変わります。これが身体の耐久性と回復力を上回るとケガに繋がってしまうんです。

 

   

☆耐久性&回復力が勝ると成長する

ストレスに対して耐久性と回復力が勝ると「成長」し強くなります。耐久性は【性別・年齢・個々の元々の構造】×【成長した分】なので、直接どうすると言うわけではありませんが、回復力は【睡眠】×【食事)×【ストレッチ&マッサージ】などの日頃のケアによって大いに改善出来る部分です。

 

   

☆ストレスがあるから成長する

成長するには多少のケガは付きものです。「ここまでは負荷かけても大丈夫なんだな。」「こうやるとケガしちゃうんだな。」「ケガをすると全力出せなくて、逆にパフォーマンス下がるんだな。」など、体感する事で自分の身体の事がわかってきます。しかし「痛みが続く」「手術が必要」など大きなケガにならないよう注意が必要!!ストレスと耐久性・回復力のバランスをとる事が重要です。

 


身体本来の機能を取り戻す


☆リハビリの観点から

ケガをした後は100%、柔軟性や安定性が落ちて、動きの強さ・スピード・正確性が落ちます。しかし人間は「動ける他の場所で補う」事が出来るので「ケガした場所が改善しなくても動ける」ようになります。これが冒頭で例にあげた、センスがある人ほど動けてしまう「パンクした自転車状態」です。

 

☆パフォーマンスアップの観点から

「使えるけど使わない」のと「使えない」のでは、パフォーマンスに大きな差が出ます。「この選手はこちらには動けないんだな。」と相手に知られたらどうですか?弱点を突かれ放題で負けてしまう可能性が高いですよね。また使えるところだけに負担がかかり過ぎて不具合が出た場合、もう補えるところが無いのでパフォーマンスは下がる一方です。

 

☆身体の機能改善はパフォーマンスアップの基本

ケガをした後はもちろん、ケガをしていなくても、身体の本来の機能が使えるようになる事はとっても重要ですね。あまり乗り気にならない方も、パフォーマンスアップの為にここは根性で取り組んでいきましょう!!「身体の本来の機能ってなんだー!?」って感じかもしれませんが・・・長くなりそうなのでまた次回お話しします!!お楽しみに。

 

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